2007年ノーベル物理学賞はドイツ人物理学者ペーター・グリュンベルク氏に

ドイツの物理学者ペーター・グリュンベルク氏に今年のノーベル物理学賞が授与される。ユーリッヒ固体物理研究所に所属するグリュンベルク教授は、68歳。フランス人研究者アルベール・フェ-ル教授と共に名誉ある科学賞を受賞した。

スウェーデン国立科学アカデミーのノーベル賞委員会が10月8日発表した。「巨大磁気抵抗効果」の発見が受賞理由となった。

二人の研究者が1988年、それぞれ別々に発見したこの磁気抵抗効果は、現在主にコンピュータのハードディスク技術に利用されている。これによりパソコン、ビデオレコーダー、携帯音楽プレイヤー用の大容量ハードディスクの開発が可能になった。この発見は、次世代のエレクトロニクス開発にとっても意義が大きいと、ノーベル賞委員会は受賞理由を述べている。

ノーベル物理学賞は、ノーベル賞5部門の一つである。各部門にそれぞれ賞金約110万ユーロが贈られる。授賞式は12月10日に行われる。

ドイツ人のノーベル賞受賞は、2年ぶりとなる。2005年に同じく物理学者であるテオドール・ヘンシュがノーベル物理学賞を受賞している。

ペーター・グリュンベルク教授、日本国際賞を受賞

2007年ノーベル物理学賞受賞ペーター・グリュンベルク