「ランド・オブ・アイディアズ-発想の国ドイツ」
ここでは皆さんにあまり知られていないドイツ発のアイデアをご紹介いたします。
ライトロニック
19歳のクリストフ・ブーデルマン氏は、「ライトロニック」と名づけた全自動の室内照明制御システムを開発し、2005年の青少年研究コンテストで最優秀賞を獲得しました。このシステムは、自然光の量や室内に人がいるかどうかを計算して、室内のすべての照明を自動制御することができます。
ビッグ・エア・キューブ
ドイツ人のギュンター・ガンツェフォールト氏の発明した「ビッグ・エア・キューブ」には、空気で膨らませたキューブに縦3メートル横4メートルの大画面がついており、3000人の観衆が日中でもクリアな画像を楽しむことができます。この革新的な製品はあらゆる野外イベントに利用でき、開発費用も同サイズの液晶画面に比べてごく小額ですみました。
リサイクル
ドイツ産業界はデュアル・システムを導入してリサイクルに革命をおこしました。1990年のデュアル・システム誕生以来、包装廃棄物は新しい製品の生産にシステマチックに再利用されています。デュアル・システムは現在ドイツの他16カ国で導入されています。
ビデオ技術
エドゥアルト・シューラー氏は1953年、テレビ画像を録画するヘリカルスキャン方式を開発しました。この方法は今日あらゆるビデオレコーダーの録画技術の基礎となっています。
「空飛ぶデータ送信機」
ドイツ航空宇宙センター(DLR)では「空飛ぶデータ送信機」を使い、秒速1.25ギガバイトで成層圏から地上へ大量のデータを送信するテストに成功しました。DLRではモバイル・ブロードバンドコミュニケーションの新時代を実現するためのEUの研究プロジェクト「カパニーナ」に協力しています。
携帯プロジェクター
ドイツ中部の都市イエーナにあるフラウンホーファー応用光学・精密機械研究所(IOF)は、特殊なLED(発光ダイオード)を使った照明モジュールを開発しました。これを利用すれば将来、携帯電話サイズのビデオプロジェクターを作ることができます。映写した画像の画質・大きさは薄型テレビに相当するとされています。
フラウンホーファー応用光学・精密機械研究所(IOF)
クマさんグミ(Gummibärchen)
ボン在住のハンス・リーゲル氏は1922年に初めてゼラチン、クエン酸、甘味料、色素を混ぜてクマの型に流し込み、クマの形をしたグミを作りました。彼が設立した会社ハリボーでは今日、一日に8000万個の「クマさんグミ」を製造しています。
アンカー
アルトゥール・フィッシャー氏は大工仕事・日曜大工の仕事に革命を起こしました。彼が1958年に発明し今では非常に多くの種類が作られているプラスチック製アンカーは、世界的に知られています。
カレーソーセージ
ベルリン生まれのヘルタ・ホイヴァーさんは1949年、トマトピューレやカレー粉などを混ぜたソースをかけた焼きソーセージの販売を始めました。1959年、彼女はこの発明に「カレーソーセージ」と名づけて特許をとりました。
オートトラム
フラウンホーファー交通・インフラシステム研究所(IVI)は、バスと路面電車を組み合わせた「オートトラム」を開発しました。燃料電池とフライホエールを動力とするため、送電線は必要ありません。レール交通に代わる、見た目にも美しい交通です。
フラウンホーファー交通・インフラシステム研究所(IVI)