連邦議会選挙(2009年9月27日実施)

Plenary Hall 画像を拡大 (© dpa/picture alliance) 連邦議会とドイツ国民


第17回連邦議会選挙は2009年9月27日に実施された。
連邦議会はドイツ国民を代表する機関であり、国民により4年の任期をもって選出される。連邦議会議員は国民一般による、直接の、自由で平等な、無記名投票により選ばれる。連邦議会の最も重要な任務は立法、大統領の提議による首相の選出、政府の監督である。

現在、連邦議会に議席を持つのはキリスト教民主/社会同盟(CDU/CSU)、社会民主党(SPD)、自由民主党(FDP)、緑の党・同盟90、左派党(Die Linke)である。キリスト教民主/社会同盟(CDU/CSU)と自由民主党(FDP)が与党として連立を組んでいる。議員総数の33%を女性議員が占めている。


選挙制度

1) 選挙区と定員
統一以前には旧西ドイツには248、統一後は東部ドイツを合わせドイツ全体で合計328の選挙区があったが、今回からは299の選挙区に削減される。現在の連邦議会の定員は598名、超過議席を含めて9月の選挙で選出された連邦議会議員は622名である。

2) 選出方法
ドイツ連邦議会の選挙制度は「小選挙区比例代表併用制」であり、有権者は2票を持ち、第一票を各選挙区の候補者に、第二票を政党に投じる。
まず第一票により、299の各選挙区で相対多数決による最多得票者が当選し、議席を獲得する。
第 二票では、その得票数に応じて総定員598議席が各政党に比例配分され、各党が獲得する総議席数が決まる。第二票で各党に配分された議席数から、第一票で 直接選挙された各党の当選者の数を引き、残りが政党ごとの比例代表名簿、いわゆる州候補者名簿の上位から順次選ばれる。

3) 超過議席
ある政党が比例配分で得られるはずの議席数を越える数の候補者を選挙区選挙で当選させた場合は、他党との議席数調整を行わずに、「超過議席」を確保することが許されている。このような場合、連邦議会の定員は法律で定められた議席を超えることになる。

4) 5%条項
得 票が第二票の5%に満たない、あるいは選挙区で当選した候補者が3名に満たない党には第二票の比例配分による議席獲得が認められない。この「5%条項」は 政党の乱立を防ぐためのものであり、政権担当能力のある多数派を形成しやすくし、議会機能を確保するためのものである。互いに争う立場にない政党は、比例 選挙で連携することもできる。


第17回連邦議会選挙結果(2009年9月27日)

政党名
議席数
与党キリスト教民主/社会同盟(CDU/CSU)
146
 自由民主党(FDP)
239
野党 社会民主党(SPD)
68
緑の党・同盟90 
93
左派党
76